
Iganami / 伊賀並公佳
作曲,編曲,サウンドアート,パフォーマンス。
滋賀県出身。
3歳よりヤマハ音楽教室でエレクトーン、ピアノを始め、8歳より作曲を始める。
東京音楽大学大学院作曲指揮専攻作曲研究領域修了。第35回全国作曲家コンクール室内楽部門審査員賞受賞。
現在、東京音楽大学付属民族音楽研究所およびミュージック・ビジネス・テクノロジー専攻助手。2022〜2024年、文化庁補助事業「アートマネジメント人材育成」では即興演奏ファシリテータとして活動。
フィールドレコーディングで採集した自然音や環境音、自作楽器、ピアノ、電子音など、多様な音響素材を用い、それぞれの音が持つ質感や空間性を活かした作品制作を行っている。音そのものだけではなく、その場に存在する空気、身体感覚、記憶といった目に見えない要素を創作の出発点とし、音の重なりによって新たな響きや風景を生み出すことを探究している。
西洋の作曲技法を基盤に、民族音楽に見られる即興性や時間感覚、オノマトペによる知覚的な表現を取り入れ、音・身体・言葉の関係性を探る創作活動を展開している。作品はコンサート、舞台、映像作品、インスタレーションなど多様な領域へ広がり、劇伴制作、ライブ演奏、サウンドデザインなど幅広い活動を行う。
音楽を単なる音の構築ではなく、人と場所、記憶、環境を結びつける体験として捉え、聴くという行為そのものを問い直す作品制作を続けている。
2025年5月には、自身が作曲・演出を手がけた演奏劇《おとまとぺ》を上演。即興演奏や身体表現を通して、楽器それぞれが感情を「言葉ではなく音で語る」存在となり、音の響きやリズムを手がかりに、言葉を介さず感覚を共有する表現を試みた。
中学校・高等学校専修免許状(音楽)取得。ヤマハ音楽能力検定指導グレード4級取得。